【ドラマ備忘録】WOWOW連続ドラマW「フェンス」

視聴だんしました。まずは1回目。

…とその前にお久しぶりです。ねこむすめです。

前回の記事が1年前ということで

ということはJO1さんたちの演技初挑戦も1年以上前ということになり

時の流れが著しく早いことに戸惑いを禁じ得ない昨今です。

 

あれから1年。

メンバーによっては地上波初主演を果たしたり

ドラマにパフォーマンス修行にと

さながら2年前のシャボンディ諸島(©︎ONE PIECE)な

JO1ご一行様ですが、こんなに早く叶うと思わなかった夢が実現しました。

 

それが、野木亜紀子さん脚本ドラマにJO1が出演すること。

 

※以前より自身の推しが野木脚本ドラマに出たことはあったため

  ここではJO1記載とさせていただいております。

 

野木さんのドラマといえば

空飛ぶ広報室」や、「逃げ恥」こと「逃げるは恥だが役に立つ」、

「アンナチュラル」、「MIU404」と

日本や世界に蔓延る問題の本質を捉えつつも

しっかりとエンターテイメントに昇華し、発信していく

信頼しかない脚本家の1人だと思っております。

(上から目線の発言で恐縮です)

(できればフェイクニュースを再放送してもう一度見せてください…)

 

今回のフェンスに関しても

内地からだと見えざる沖縄の本質的なあらゆる問題を描きながら

物語としてもキチンとめちゃくちゃ面白い

さすが野木さん!!と膝を打ち唸ってしまうような物語でした。

 

JO1メンバーのドラマ出演が次々と決まっていく中

実はこのドラマに1番期待と信頼を寄せていました。

ドラマフリークとして、野木さんのドラマに推しが出るのが

すごく光栄で、すごく嬉しくて。

それが自軍のリーダーだなんてもう言うことないじゃないですか!!

と言う気持ちで、見始めました。

 

いやーぁ…。これ、全日本人見るべきです。

 

出自の話、沖縄の話、人権問題、高いフェンス。

高いフェンスは日本とアメリカの国だけの話ではなく、

男と女、若人と年寄り、色々なものにかかっているものだと言うこと。

 

人々は問題の外に自分を置いて仕舞えば楽だけど

それは目を逸らしているにすぎず、向き合わなければ解決まで時間を要すか

解決ができないと言うこと。

 

何か問題が起きた時にはその人が持っている属性に着目するのではなく

その人自身のパーソナリティに着目すべきだと言うこと。

(これは誰にでも当てはまりますね)

(これを勘違いして主語をデカくするがゆえに問題が複雑化することも多々ある)

 

何より、沖縄、だけではなく、日本が抱える問題について。

めっちゃくちゃ考えさせられ、勉強になりました。

 

この作品の主演を務められた松岡茉優さんは

ちょうど上間陽子さんのノンフィクションを読まれてたとのことで

お話が持ちかけられた際には快諾されたとのことでした。

 

(心に余裕のある方は是非以下より注文し、読んでみてください)

 

実は昨年、私も別の推し(☆野さん)が

著者の上間さんと対談されたとのことで興味を持ち

「海をあげる」を読了しましたが、

これ精神的に余裕がないと喰らってしまって気分が沈んでしまうので

(そしてそれがノンフィクションだと言うことにさらに追い打ちがかかる)

「裸足で逃げる」はまだ読了できてません。

 

が、改めて日本の一部である沖縄県が抱える問題を

しっかりと認識したく、読もうと思います。

 

野木さんのインタビューやプロデューサーさんの想いや構想について

もろもろインタビューも拝見いたしましたが

このタイミングでこのドラマを

リアルタイムに見ることができて良かったと思っています。

 

特に4話、5話は涙なしではみられませんでした。

この辺りはもう一度見返してまた感想を認めたいくらい。

 

気付かないうちに下駄を履いていることもあるし

気付かないうちに社会的弱者になってしまうことはあると思う。

それが自分の意志とは裏腹に

そして政治が正しく機能していたら防げるものだって多々あると思う。

 

そしてさらに恐ろしいことは

これが歴史上の問題ではなく現在進行形で起こっていること。

そしてこの状況が悪化しないために

私たちができることがあるのに諦めているんじゃないかということ。

 

とにかくいろんなことを考えさせられました。

ぜひ円盤化して深く深く見させていただきたいな、と思います。

 

※そして先日テレビ番組の世界的国際コンクールに

   最優秀賞に当たる作品としてノミネートされたとのこと!!

 

こんな素敵な作品が地上波で流せない現状はしんどいけれど

ぜひ最優秀賞を受賞してもっと話題になってほしいな…!!

 

 

「ショート❤️プログラム」を見たよ!という話【完全版:4月11日加筆】

こんばんは。ねこむすめです。

JAMにとって怒涛の3月が始まりましたね…!

ずっとずっと楽しみにしていたAmazon prime video「ショート❤️プログラム」を

見ましたので、熱い気持ちそのままに感想を認めたいと思います。

 

ショート・プログラム予告編(JO1バージョン)

 

2022年3月1日(火)に配信されたのは次の3本です。

(敬称略)

 

①プラス1(主演:川西拓実)

②ゆく春(主演:鶴房汐恩)

③スプリングコール(主演:大平祥生)

 

すでに漫画も読了していて、それぞれの話の好きの濃度もさまざまだけど

どれもとても楽しみにしてました。

改めて主人公の配役を見てみたらどれもピッタリに感じたので

そういう意味でもとても楽しみだったわけです。

配信された順番に見てみよう!と思ったのでまずは「プラス1」から。

 

※ここから先は盛大にネタバレを含みます…多分。

 

①プラス1

 

まずすみません、JAMの人格から一言よろしいでしょうか。

「川西拓実、顔がいい」

いや、待って、マジで本当になぜこの顔面が埋もれていたのか理解に苦しむ…

オーディオを直す感じがエンジニア時代の拓実を想像させてくれて

とても良かったです。(あと拓実、機械いじるの似合うね)

 

そしてまず一旦今井一郎(as川西拓実)の聞いていたカセットテープの選曲で

一旦爆発しました。(ここからは音楽バカの人格が出ます)

 

え、ちょっと待って、A面の1曲目からフジファブリック若者のすべて」なの?

 


www.youtube.com

(名曲です。今すぐ聴いて)

 

ちょっと今井さん…一旦朝まで音楽談義しませんか?←

椎名林檎星野源、カネコアヤノ、ブルーハーツ!」

推し(川西拓実)の口から推し(星野源)の名前がまた聞けるとは。

そう言えば拓実さんはファンミでもアイデアを歌ってくれてましたね。

本当にありがとうございます。

今井さんがとてもいい音楽を聴いていらっしゃったということがわかり

信頼度が一気に増しました。

そして一ノ瀬が自室でカネコアヤノを聴くシーン、とても良かったですね。

あのシーンにカネコアヤノ、ピッタリでしたほんとに。

 

原作とは違う設定だった元バンドマンという設定(そしてエレキギター!)

個人的なツボを押されまくっておりました。

あと邦画特有?の少しザラザラした映像の質感とか暗めの照明とか

本当に好みの映像と音楽で好きだなーと思いました。

 

「一曲目からくるり?いいね」

 


www.youtube.com

(すみません本家も大好きなんですが同じくらい好きな折坂悠太×中村佳穂バージョンでお送りさせて…佳穂ちゃん紅白おめでとう…)

 

インタビューでこのカセットテープの選曲をしたのは監督さんとのことだったので

きっと監督さんとは音楽談義に花が咲きそうだと思いました。

 

拓実の演技が原作の今井くんよりも甘めで、彼の優しさが出てる感じになってたね。

願わくばこれをきっかけにあのカセットの曲のアーティストは

全部聴いてください拓実さん。そしてあわよくばカバーしてください…

 

あと、一ノ瀬ちゃんがとても可愛くてキュンキュンした。

 

②ゆく春

 

実は原作の中で一番好きだったこの話。

あだち充作品はH2をリアル世代、タッチをリバイバルブームで読んでいた世代なので

こういうテイストの話にとても弱いんですよ…。

 

友見役の久保田紗友さんは「過保護のカホコ」の音ちゃん役で

とても好きになった役者さんだったからすごく嬉しかった。

 

そしてまたまたJAM人格でお話ししますけど…

「鶴房汐恩、横顔綺麗すぎない?」

なぜあなたはそんなに鼻が高いのですか?

そしてなぜあなたはそんなにツナギが似合うのですか?

足がバカ長い…

 

これは友見も大事なんですが、春樹がめちゃくちゃ大事だと思ってて。

春樹役の長田さんが本当に素敵な役者さんでとても良かった。

2人の友情に奥行きを感じたし、謙司がマジでいい男すぎる…。

(春樹もめちゃくちゃいいやつなんだよ…)

 

そしてそして。

役者・鶴房汐恩、だいぶ好きですね私…。

鶴ちゃん役者向いてると思うよ。

今回のこの役ちょっと影を背負ってる感じとか、慟哭を表す場面とか

セリフがない場面での空気がすごく良いですね…。

今度は青春映画やってほしい。主題歌はゴイステでお願いします。

 

③スプリングコール

 

ティーザーが出た時に各人の場面を切り抜いた映像を見て

しょせは一瞬一瞬の「瞬間」で人を惹きつけるのがうまいなと思った。

そして谷村さんは「貴族探偵」の最終回で体の弱い令嬢役で好きだったけど

あの時とは正反対の元気一杯キャラで改めて役者さんはすごいな、と。

そして赤堀が憎めないキャラでとても良かった。

 

しょせ(新庄くん)、すごくポワポワしているんだけど

最後豹変する時とか実はしょせがもっている狂気みたいなものと

結構合致するのかなーなんて思いながら見ました。

 

あと台本のめり込んで書いてるシーンのしょせめっちゃ可愛かったし、

ゆめっちも一緒になって首傾げたりするのも可愛かった。

 

前2作と違って映像が鮮明でカラフルでキラキラしてたのも話に合ってたなぁ。

うなるしょせが終始可愛かった…!!!

 

私は宗教上の関係でしょせが声優をしたプペルは見ていないんだけど

見た方がその時よりもしょせが上手くなってた!とおっしゃってたので

twitter上で)

1年弱よりもさらに進化したんだなーと思いました。

 

まず3話見てみての所感ですが

ともするとアイドル(主役)を全面に押し出した

話題作りの忖度ドラマになるのではないかと危惧したんですが

(ねこむすめさん言葉が悪いですよ)

原作をリスペクトしつつ現代に話を合わせていただいてるし、

JO1が主役ではあるけれども他の素敵な役者さんが支えてくれてるし

普通にJAMの人格を抜きにしても何度も見たいなと思える作品でした。

何よりも皆さんの作品に対する愛情が溢れている気がしてて

丁寧に大切に作ってくれた感じがとても伝わってきたように思います。

 

これからまだあと8本も見られるなんて幸せすぎる…!

そしてJO1の初主演ドラマをこんな素敵な布陣で飾っていただいて

本当にありがとうございます。

JAMの端くれとして心より御礼を申し上げます。

 

何回も見返したらまた違った感想も出てきそう。

まずは初見の感想でした!!

 

----------ここから加筆したよ----------

 

ということで、前回初見の感想を認めてから時は過ぎ、

ショートプログラム全話公開されたわけで、

残りの8話分の(何度も擦ったけれど)感想を認めたいと思います…!

 

④近況

 

私は漫画を読んだことのあった勢だったので、

超絶敏感に人の反応に気づく蓮ちゃんと和彦が結びつかなかったんだけど…

いやはや本来蓮ちゃんが持っている柔らかい雰囲気と

貴島さんの持っている凛とした美しさがとても調和していたなと思いました。

 

「私もマーク、作ってもらおうかな」

この一言すごく効いてたなぁ。原作には無かった良さ。

編み物が得意→スタイリストの卵で最後に伏線貼っているところとか

嫌いじゃ無かったよ…!

個人的には和彦が鈍いが故の年男の嫉妬の原因だった感じが

原作ほどなかったのはちょっと残念だったなぁ…

(ていうか和彦、気付いてたもんね学生時代すでに)

 

蓮ちゃんの「うっせぇよ」、普段聞けなくて新鮮でしたあざす!

 

⑤交差点前

 

これ、一番映像化というか着地難しそうだな…と思ってたんだけど、

コメディになってたとは!そして與那城さんマジで演技うまい!!

これすごい笑ったわー…マジでこういう役はまり役だと思わんかった。

本人のキャラクターも相まって、妄想どんどん膨らむし、

與那城さん実はとんでもなく器用だよね…

 

ファンサービス(ノースリーブ鍛えてる瞬間)満載だし

最後のビジュアル系の格好ちょっと全盛期のTERUっぽかったよ!

(異論反論受け付けます)

元気なくて落ち込んだ時にたまに見返してる、これ。

 

⑥若葉マーク

 

原作でも好きだった「若葉マーク」、もう映像の質感から超絶好きだった。

そしてカイちゃんのアクションシーンからでしょ?!嫌いなわけがないのよ…。

若葉ちゃんがとても魅力的で可愛くて、

あだち充特有のウフフシーンも(珍しく)ちょっと挟まったりしてて。

 

何ていうかカイちゃんは背中で演技できる人というか

雰囲気が絵になる人だよね。

久しぶりに動くカイちゃん見れた嬉しさも相まって

勝村さんとか金子さんとかお馴染みの俳優さんの顔もあって

すごく好きな作品の一つでした。続編見たい。

あと、碧海はぜひハードボイルドな映画作品に出てくださいお願いします。

 

⑦どこ吹く風

 

いろんな雑誌のインタビューで「うまくできなかった」て

けごちゃんが落ち込んでいたから

実は一番心配していたんだけど、

どれだけハードル下げてたの?!すごく自然でよかったよ!

(届かない私信)

葉山くんと馬場さんが演技の相手だったから

まぁそう思っちゃうのは無理ないと思うんだけどさ、

私的にはすごく好きでした、けごちゃんの演技。

ポヤポヤして可愛かったし繊細なところがすごくよかった。

 

あとこれは個人的に漫画より映像で見た方が好みだった。

全編通して言えることでもあるけれど

スタッフの皆さんがJO1にすごく愛情を注いでくださってるなと

端々に感じる作品なんだけど、

この作品は特に顕著だった。キリンプライド最高だわ✨

 

ショート・プログラム

 

るるたんのはどう映像化されるのかすごく気になってたけれど

(仮にもアイドルがストーカー役はね…)

なんとキャスティングを逆にしたとは。

お相手役が赤玉ワインのポスターモデルさん(朝ドラの話をしています)だったのは

おおお!と思っておりました(マッサンですね)

個人的にはるるたんのストーカー役こそ見たかったんだけどな…

 

原作がブラックコメディだっただけに映像化の難しさ感じたし

なかなか私にとっては難しい作品だったなと思っております。

 

最終話に繋げるための伏線だとは解りつつ、

ここで初めて出てきた「PROJECT 101 JAPAN」に

戸惑いを隠せなかったねこむすめでした。

 

⑨なにがなんだか

 

木全!かわいい!おんとんちゃん!!!

(※SUMMER CAMPで「饂飩」を「おんとん」と読んだ木全が可愛過ぎて

 私はたまに彼をこう呼んでいます)

 

原作読み返した時はこれはもう木全しかありえんと思ったし

コメディのこの感じと小劇団感漂う作品めっちゃ好みなので

とても楽しく見れました。栗原類いい味だしてたしね!

 

この役を演じるにあたって減量した木全にプロ意識を感じたり

ここでも出てきた「PROJECT 101 JAPAN」にびっくりしたり

諸々あったけれど、これとても可愛くて木全っぽくて好きです。

 

ほんと、前述したけれど作り手の愛を感じる。感謝しかない。

 

➓メモリーオフ

 

登場人物が(ほぼ)2人、刑事役はベテラン俳優渡辺いっけい

メンバーの中でもほとんど唯一演技経験があって

その演技力の確らしさは存じてたつもりでしたけれど、

ほんと、豆太は演技がすごく上手だね…!

 

お相手の莉子ちゃんと2人、みずみずしくて可愛らしくて

でも、学生を通り越した青年の香りも感じるような演技に

ちょっとだけ寂しくなったよね、うん。

頭の中では壊れかけのレディオが鳴ってたよね…

 

ふとした表情とか、ノンバーバルな演技が本当に上手で

すごく安心して見られた作品でした。

バスであんなかわいい子が肩借りて居眠りしてたらそら惚れちゃうよね…!!

 

11.途中下車

 

これもねー!原作すごく好きだったんだよ。

だけど原作ではがっつり水着シーンあるしどうするんだろう、と思ってたら

着衣だったし浴衣だったしでなるほど…!と思いました。

私は全12作品の中で1人だけなってもいいよって言われたら

間違いなく海の家のおばちゃんになる…!と思うくらい

筒井真理子(敬称略)がとても好き…こういう大人になりたい…

(年齢的には十分大人です)

 

この松村渡という少年は本当に純喜そっくりで、

のちのインタビューで渡邉監督が

「純喜は決して演技が特別上手じゃないけれど

 河野純喜が素晴らしいからそれを引き出せる物語に寄った」(要約)

というのがものすごくよくわかるキャラクターだったな。

おっちょこちょいなところとか、天真爛漫なところとか。

 

あとこれだけはとても言いたかったんだけど、

松村が途中下車した時の音楽がとてもSAKEROCKぽくて、

劇伴が好みだったってのも物語を愛せた理由だったりする。

 

彼を最推ししてるさんちゃん(my sister)と見る前に話してた時には

「関西弁治ってたらいいよね…!」という

本人に失礼なくらいの期待値だったのですが()

いや本当に自然だったよ!私は純喜の演技もっと見てみたいなと思った。

できれば真逆な、無口で寡黙な男の役を見て見たいですお願いします。

 

12.Dreamer

 

そして3/14ホワイトデイ(伝説のインスタライブ)(飴の逆襲)

配信発表された最終話Dreamer

これは完全オリジナルである意味アンサーストーリーなんだけど

配信されるまでには碧海の休止と復帰があって、

それを勝手にシンクロさせて見てしまう私がいました。

 

ショート・プログラムの全員が夢破れたわけだけど

夢はまた作ることもできるし、人生は続いていくわけで

夢を持つことの大切さを教えてくれたような物語かなって思う。

 

とにかく全編通してスタッフさんが愛情と厳しさを持って

JO1に接してくれたことをひしひしと感じて、

JAMの端くれとしてすごくお礼を言いたいなぁと感謝しながら見てました。

ほぼ全メンバーの初演技がショートプログラムで良かったと思う。

また違う機会でも彼らの演技を見たいと思いました。

 

長い!5000字超え!!笑

怒涛の供給に追いつけないことが多いけれど

アウトプットは時差でも続けて行きたいと思う所存です。

音楽バカが人生初めてアイドルにハマった話

おはこんこんおや(©️鶴房汐恩)

初めましての方もそうでない方も、ねこむすめと申します。

インターネット航海はだいぶ長いこと経っておりますし

地球に降り立ってからも結構月日を重ねている私が

初めてアイドルにハマった話を自己紹介がてらお話ししたいと思います。

 

その前に簡単に自身の推し歴を紹介いたします。

幼稚園生で初めて好きになった音楽は「たま」

彼らのアルバム「さんだる」を好んで聞く一風変わった幼稚園生でした。

その後小学生になり、自分的洋楽ブームが到来。

The BeatlesCarpentersの曲たちとMr,Childrenが好きな子でした。

その後一瞬Kinki Kidsのアイドルらしからぬデビューシングルに心奪われるも

中学に上がるとGLAY、L'Arc〜en〜Cielを筆頭にがっつりバンドに傾倒。

いわゆる大箱→小箱バンドに傾倒して以来

今に至るまでバンド大好き、生音最高!な日々を送っております。

 

好きな音楽はジャンルレスで多々あり、

我ながら雑多な音楽人生を歩んでいるなぁと思ったりしております。

好みは多々あれど(自分で言うのもなんですが)偏見はそんなになく

高校生の時には紫雨林という韓国のバンドも好んで聴いてました。

そんな私が人生で一番長く好きなバンドが日本のバンドである

the pillowsであり、今回のブログタイトルも彼らの曲からいただいてます。

 

しかしながら、長らく某最大手アイドル事務所のグループにはついぞハマらず

サンちゃん(妹)が生粋のアイドルヲタであったため、

私自身は彼女が好きな嵐やSHINeeなどを又聞きするくらいの

アイドル知識しか持ち合わせておりませんでした。

(いわゆるコテコテのアイドルがどうも苦手なのかもしれないですね…

 その点嵐は結構バラエティも面白くて、ハマりはしないけれど

 好感度高く見てました。妹が好きな贔屓目もあったかも)

 

そんな私がなぜJO1をこんなに愛するようになったのか。

大きなきっかけはやはりサンちゃんでした。

 

PRODUCEシリーズを度々見ていたサンちゃん。

私も彼女も実家は出ていたものの、

割と頻繁な頻度で帰ることも多く大体TVのチャンネル権は彼女のもの。

そこでチラチラとPRODUCE48を見ていたこともあり、

「プデュ」の存在だけは知っておりました。

 

しかし、アイドル大好きなサンちゃんとは違い

アイドルには興味のなかった私。

横目で見るものの特にがっつりとはハマらず

ただ成長過程を見られるコンテンツの面白さだけ上澄みを掬って

見ていたようなものでした。

 

そんなある日。

「ついに!日本でもプデュやるんだって!!」

半ば興奮気味で報告する我が妹。

「へぇ、見るの?」

「当たり前だよ!ついに選挙権が与えられるんだよ?!あと、トレーナーの先生に菅井先生出るんだよ!!」

「え?!マジで?!」

 

ということで、私が見ようと思ったきっかけはなんと菅井ちゃんでした笑

というのも、その前に何の気なしに見ていた「音楽チャンプ」というバラエティに

菅井先生は出ていて、その音楽を愛するが故の熱い指導にハマり、

菅井ちゃんが大好きだったからなのでした。

(ついでに言うとBOSEとサ上も出るんじゃん!てことで完全に興味が湧いた)

 

そして迎えた初回放送日。

私は世代的にめちゃイケ世代だったりオファーシリーズもよく見ていたこともあり

そんな彼らが国プ代表と言うのも感心しておりました。

最初見た時2時間くらいあったから「うわ、長いな〜」と思ったものの

気付けば(流し見効果もあるが)あっという間に終わってました。

 

そして、課題曲がアイドルだけじゃなかったことも

個人的にはとても好感度が高かった!

米津玄師「Lemon」とかSuperfly「タマシイレボリューション」とか

個人的に好きな曲もあったのが飽きなく見れたもう一つの要因かなぁ。

 

そんな私がどハマりするきっかけが「FIRE」でした。

もう、みんな大好きFIRE組。

妹の推しが河野純喜と言うこともあり、

そして最初からプロデューサー目線(?)でいいなと思ってた

まめちゃんが選ぶFIRE組、ほんと好きだったんですよ。

(マジで本当プデュ全話再配信してくれ…)

 

私はスポーツを見るのも好きで、正月は箱根駅伝を全部見るくらい

努力の先にあるドラマを見るのが好きなんですが、

同じものをプデュには感じたんだよね。あれはびっくりした。

それからは気が向いた時にしかしなかった投票も←

妹と協力してデビューしてほしい人達に投票していきました。

 

そして迎えた2019年12月11日。

JO1は無事誕生いたします。

しかし、正直当時は

「あんまり好きじゃないかも…」

「この子全然知らなかった…」な

メンバーが数名いました。

 

プデュ当時最推しだったメンバーがJO1には入らなかったこともあり

正直このグループ推せるのかなぁ?と、実は不安でした。

 

あれから3年が経とうとしておりますが、

そんな不安は微塵もございません。

毎日好きが募る、こんな気持ちになるとは…!と思っております。

 

一つの要因がコロナなんですよね。

何度か呟いたりもしてるんですが、

もともとライブハウスに通ったり夏フェスのために仕事したり

愚痴は行きつけの飲み屋で発散したり旅行を趣味にしてたりと

そうやって生活をハンドリングしていた私が

コロナのせいでライフスタイルが一変してしまいました。

好きなことをほぼ全て制限され、当時仕事も全くうまくいかず

私生活も仕事も八方塞がりでどうしようもない状況だった時

JO1が私の生活に光を当ててくれました。

 

見れば見るほどちょっとおバカでみんな心根が優しくて

結成当初に苦手だと思ってたメンバーもみんな大好きになって。

いやー、ほんと、彼らを見ていると日本まだまだ捨てたもんじゃないなって

ちょっと本気で思ってしまっています。

 

あと、界隈にいろんなジャンルから集まっているのも

すごく興味深くて。

排斥感がJAMにないって言うのはものすごく利点だよなぁと思ったりしております。

 

どうしてもtwitterは自分からあまり絡みにもいかなくて

(140文字と言う文字制限で伝えることが苦手です)

最大のJAM友達も妹ゆえかなりマイペースに推したりしておりますが

よろしければ是非仲良くしてください笑

 

でも、こんなに暖かくて可愛い素敵な沼もないよな、と思ってます笑

これからも彼らの成長を陰ながら見つめてゆきたいです。

 

最近JO1やJAMに限らず「好き!」の力をめちゃくちゃに感じることが多々あり

私も自分の「好き!」を臆さず出す練習をして行こうかなと思ってます。

 

好きの順番を決めるのは大変に難しいので

このブログも雑多blogになることは容易に想像ができるのですが

よろしければ是非遊びに来ていただければ幸いです。

 

落とし所を見失ってきたので一旦こちらで終わりにします。

 

「あなたのJO1はどこから?」

「私はプデュから!」

でした。